vol.28 渡辺元佳「ペタペタ カラフル・フラッグをつくろう!」〜アートフェア東京2016(ART KIDS!)〜

2016.06.08

【実施日】
2016年5月14日(土) 10:45~12:30
【参加者】
3歳~12歳の計15名
【場 所】
アートフェア東京2016 会議室(東京国際フォーラム:東京都千代田区丸の内3-5-1)
【主体企画主催】
アートフェア東京2016
【WS企画・運営】
一時画伯推進委員会
【WS協力】
ドイツ銀行グループ、株式会社中川ケミカル(材料提供)
【WS協力スタッフ】
ドイツ銀行グループ7名、藤田有紀、鶴田敦子、大澤美菜、鈴木智暢、市川勝弘(撮影)、田中裕人、
【内 容】

いろとりどりのカッティングシートを自由なかたちにはさみで切り、予めアーティストが用意した3種類(約120枚)の旗に貼ることで、世界で1枚だけの旗を完成させるというワークショップ。1種類は持ち帰り用、2種類は福島空港へのプレゼントとして作成し、翌日、子どもたちを対象に行われた「ARTトロッコツアー」(「ふくしまおおぞらフェスタ2016」内)で、トロッコの装飾に使われた。

【担当アーティスト】
渡辺元佳(わたなべもとか)

1981年北海道生まれ、2006年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。主に動物をモチーフにした彫刻作品を制作し様々なスペースに設置、ワークショップなども多数開催。パークシティ大崎(2015)、矢口南児童公園(2009) をはじめとしたパブリックアート、個展、グループ展など幅広く活躍中。「Tokyo Midtown Award 2013」優秀賞(東京ミッドタウン/2013)、「GEISAI #10」スカウト賞(2006)、「第7回エネルギー賞展」 最優秀賞(東京電力TEPCO銀座館/2007)、受賞。

【REPORT】vol.28 渡辺元佳:ペタペタ カラフル・フラッグをつくろう!〜アートフェア東京2016〜

2016.06.08

5月14日(土)、「アートフェア東京2016(東京国際フォーラム)」にて実施したワークショップ、vol.28 渡辺元佳「ペタペタ カラフル・フラッグをつくろう! 」のレポートです!

photo by Katsuhiro Ichikawa


「アートのないところでアートを!」がモットーの一時画伯にとっては例外的な「ART FAIR TOKYO」でのワークショップも6年目。

今年は、翌日に控えた福島空港「ふくしま おおぞら フェスタ2016」に思いをつなげるべく、子どもたちを乗せて福島空港内をまわる「ARTトロッコ」に付ける旗を、15人の東京の子どもたちとつくりました。

もちろん、それに加えて、持ち帰り用の子どもたち自身の旗もね。

担当アーティストは、彫刻家の渡辺元佳さん。

作業内容は、アーティストが用意した3種類の旗に、いろとりどりのカッティングシートをはさみで切って貼るだけ。

でもこれが、盛り上がったんだな~。

約2時間にわたって、狭い会場は終始、熱気に包まれていました。

子ども1人に付き10枚近くの旗をつくることになったのだけれど、時間と材料さえあれば、15枚でも20枚でもつくるんじゃないかという勢いでした。

結果、似ている旗がないのはご覧の通り!

それからそれから、いたずら好きの担当アーティストの仕掛けの1つとして、カッティングシートの中には蓄光型のものが含まれていて、

部屋の電気を消すとそれが光るのです。

光らせる度に会場は大歓声。

こうしてできた旗が福島空港でどのように使われたかについては、

次のワークショップのレポートをお楽しみに!

いずれにしても、参加してくれた子どもたちと色とかたちの楽しさを共有できた、自画自賛のワークショップでした。

 参加してくれた子どもたち、その保護者の方々、当日のボランティアスタッフ、
一時画伯にこの機会を提供してくださった皆様に感謝します。

ありがとうございました!

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