発足のきっかけ

「一時画伯」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに、アーティスト・流 麻二果の発案で発足しました。

《発案者からのメッセージ》

2011年3月11日、美術が呆然と立ちつくすしかない闇が日本を覆いました。
けれどこれから、長い長い闇の先を照らすのは、日本の文化の力です。
その担い手である子ども達が今大変なストレスの下にいます。
彼らに少しでも楽しい時間を提供したい。
本物の芸術に触れる機会を少しでも多く得て、未来に繋いで欲しい。

私自身、作品として吐き出す事で自分を保って生きています。
表現するという事にはそういう効用もあるのです。

「一時画伯」では、アーティストたちによる子ども向けのワークショップを各所で柔軟に開催します。
必要とされるところから、わずかな一歩でも、長い道のりを一緒に歩んでいきます。
沢山の子どもたちの参加を待っています。

この「一時画伯」に参加した子どもたちが未来の光になりますように。
一日も早く、強く美しい光がさしますように。

2011年4月
流 麻二果

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