【REPORT】ANA福島 × 一時画伯|井上尚子:くんくんFlight @ 福島空港 ~ 福島空港 de 夏まつり × 福島につなぐ「東北スマイルプロジェクト」~

2015.09.24

~ 福島空港 de 夏まつり × 福島につなぐ「東北スマイルプロジェクト」の会期最終日、8月9日は、羽田空港でも開催した、美術作家・井上尚子さんによる「くんくんFlight」福島空港バージョンを行いました。

 

福島空港では、ANAのみなさんが子どもたち向けに普段から航空教室などを頻繁に開催しており、今回、一時画伯はその航空教室と組んでくんくんFlightを実施することに。

打ち合わせを重ねること数週間……。なんと、国際線に搭乗する際のルートでの開催に!

 

[チケットカウンターにてチェックイン X線の保安検査 パスポートコントロールにて「くんくんパスポート」にスタンプ 国際線待ち合いロビー→搭乗口へ]

 

という、なんとも贅沢なルートで、ANAのスタッフさんによる航空教室からスタート。

 

飛行機が飛ぶ仕組み・機内に持ち込んで良い物やダメなものを学んだり、飛行機の誘導(マーシャラー)デモスト&体験をしたり。飛行機のために働いている人たちから直接このような話を聞くことは貴重な機会なので、私たち一時画伯スタッフも興味津々でした。

 

航空教室が終わると、井上さんから「くんくんFlight」のルール説明。空港にあるいろんな匂いをかごう! そして、どんな匂いだったのか? どんな記憶や他のモノと結びつけて考えられるか? など、「くんくん」のコンセプトをお話をして、いざ滑走路のエプロンへ!

 

本物の飛行機の離着陸にあわせてエプロンに出ると、エンジンの匂い? 飛行機のタイヤのゴムの匂い? と、いろんな匂いをかぐことが出来ました。同時に、「飛行機のために働く車」を見学したり、離陸する飛行機に手を振ったり、なかなか出来ない体験も。

 

エプロンでの見学を終えると、会議室でこれまで集めた匂いをパスポートにまとめます。また、整備士さんが飛行機の部品(窓ガラスやボタンスイッチなど)を持ってきてくださったので、その匂いも嗅いだり、お話を伺ったり……福島名菓「ママドール」を食べながら、みんな入念にスタンプを押していました。

 

ふだんは入れないルートや、体験できない滑走路エプロンでの見学、そしてふだんとは異なる意識で「匂いを嗅ぐ」こと……子どもたちにとっては感じることが盛りだくさんでちょっと忙しかったかと思いますが、この日の体験・記憶が彼らの未来に少しでも繋がってくれたら嬉しいなぁと心から思います!

 

細かいお気遣いやルートの交渉をおこなってくださったANAエアポートサービス福島のみなさま、参加してくださったみなさま、そしてご協力いただいた全てのみなさま、ありがとうございました!

 

写真は、どの場面も貴重なため、笑、一気にアップします。クリックして拡大してご覧下さいませ◎

 

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