written by 鶴田敦子

羽田でつなぐ《東北スマイルプロジェクト》におけるアートワークショップレポート第２弾！

イベント２日目は「くんくんFlight ＠ 羽田空港」ワークショップを実施しました。

人の往来が人生を物語るような“空港”の環境や場所性、また時間は、文化の坩堝だと担当アーティストの井上尚子は考えます。

旅立ちや人の流れを匂いから感じとり、見えない時の流れに想いを馳せ、“時がつなぐ空”から東北復興へもつなげたいーー

震災から４年が経ち、忘れてはいけない想いをつなげる時のパスポートを匂いでつなぐWSです。

スタッフは、このワークショップオリジナルのエアライン「くんくんエアライン」の衣装（手作り！）を身にまとい、まずは担当アーティストによるWSの説明から。

参加のお子さんたちにもキャビンアテンダントの一員になってもらいます。３つのグループにわかれて空港探検、「匂い」の旅へいざ出発！！

どんな「匂い」がするかな？オノマトペに例えてみよう！

スタンプは全部で７種類。同じスタンプ（＝オノマトペ）でもインクの色によって良い匂いか嫌な匂いか、どちらでもない匂いなのかを分けて色を付けます。

紅茶や公衆電話をみんなでくんくん。みんなどんなオノマトペの「匂い」がするかな？

探索が終わったらメイン会場の「FLIGHT DECK TOKYO」特設ステージに戻ります。「くんくんFlight」という旅でのなかで起きた出来事を振り返りながら、「くんくんパスポート」にスタンプを押したり、記録のためスタンプに何処の何の「匂い」かを書き込みます。

最後にチーム毎のスタンプ獲得数を数え一番多くスタンプを集めたチームには「匂い」の素敵なプレゼント！

普段は意識しない「匂い」の旅。

空港という、さまざまな土地から来る人が往来する特殊な場所で、慣れている匂いも慣れていない匂いもたっくさん採取して、めいっっっぱい五感をつかった時間となりました◎

井上尚子さんはもちろん、参加してくれた子どもたち、ボランティア・スタッフのみなさん、ありがとうございました！

またみんなで「くんくん」しましょう〜！